家庭菜園を始めるためのプランター選び

家庭菜園を作るにあたり、まず、最初にすることは、何を作るか決めることです。
というのも、栽培する野菜によって、必要となるプランターの種類(深さ)が変わってくるからです。
例えば、下の表のようになっています。

種類	例	プランターの深さ
葉茎菜野菜	ほうれん草、小松菜など	20cm以上
実物野菜	ミニトマト、ナスなど	25cm以上
根菜類	にんじん、ジャガイモな	30cm以上

何を作ろうか迷っている人は深いプランターを買っておくと、後々なんでも作れるので便利です。
当然のことですが、深いプランターにするとその分土も多く必要になるのでご注意を。

○長方形
家庭菜園でもっとも利用される形です。
長さ60cm、深さ15cmのものを標準として、その他多くのサイズのものがあり利用しやすいタイプです。
用途も野菜栽培に限らず、園芸全般に利用できる汎用性の高いタイプです。
主にプラスチック製のものが流通しています。

○丸形
円形の鉢です。このタイプも様々な大きさ(深さ・直径)があります。
背が高くなる植物にはやや不安定ですが、小ぶりのものですと置き場所もとらず移動も楽にできるメリットがあります。
素材はプラスチック製や素焼製が主流です。

○つり鉢形
上から吊るすタイプです。本来は、観葉植物やつる性の植物に用いるものです。
実があまり大きくなく、背も伸びないものに利用することができますが、実用性よりも見た目が重視されているものです。
吊り下げられるので、スペースもとらず手軽に移動できます。 素材はプラスチック製が主流です。